北海道暮らしに車は・・・あった方が良いです。
札幌市中心部はバス・電車・地下鉄が充実していますが、
それ以外の地域なら、車は必須と言っても過言ではないでしょう。
あくまでも、札幌市中心部以外で暮らす場合です。
その理由について、理由を解説していきます!
北海道民は車での移動が基本
私が暮らす地域は北海道の東の方。首都圏である札幌市からはほど遠い田舎です。田舎暮らしに車はなくてはならない物となっているのが現状です。
移動はほぼほぼ車
レジャーはもちろん、普段の買い物や銀行へ行くのも車。子供の送迎も車。ちょっと外食しようか~なんてときも、家族で車移動が基本です。
たまに自転車や徒歩のときもありますが、運動しなくちゃ…と感じるときくらい。
ですから、北海道では一家に一台ではなく、免許保持者1人につき車一台所有の家庭が珍しくありません。
乗用車+軽自動車の二台を所有する家庭が多いです。
子供の送迎にも車が必要
小中学生は、学校まで徒歩で行きます。基本、JRやバスは利用しません。学校から遠い場所に住む家庭の子供たちは、登下校にスクールバスを利用します。そのため、学校に遅刻しそうなときや土日に部活動があるときは、親が車で送迎するのが常です。
さらに、休日に友達の家に遊びに行くとき、習い事に行くときもなども、親が車で送迎する家庭がほとんどです。
余談ですが…
親が仕事で送迎できない家庭は、お友達の送迎に便乗させてもらったり、親同士が交代で協力し合って送迎するという家庭も少なくありません。
特に冬は必須
JRは大雪になると運行しません。子供たちは学校にも行けません。
通常徒歩で行ける道も、大雪になると倍の時間がかかってしまいます。そんなときも車があると便利だし安心です。
冬は寒いですしね。歩くとポカポカ体が温まる、なんてレベルの寒さではありませんから。
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公共交通手段が少ない
JRやバスを利用しての移動も可能です。しかし、はっきり言って不便です。
数が少ない・乗り場も少ない
札幌市中心部は公共交通機関も充実しています。地下鉄もありますし市電もあります。
しかし、中心部から離れると…決して便利とは言えないのが現状です。
JRもバスも5分おきにやってくるわけではありません。1本逃せば1時間は来ないのが通常。田舎であればあるほど、乗り場も多くありません。
田舎のバスは雑。時間に正確にやってきません。数分遅れることがあるので、「まだ来ないなぁ…」とその場を離れてしまうと行ってしまったー!なんてことがあるのです。
乗る人も少ないですからね。停留所に誰も居なければ、停まらず通過してしまうバスもたまにあります。
こんな不便な事態に遭遇するくらいなら、車を利用した方が移動効率が良いのです。
タクシーがない地域もある
タクシーを拾えばいい!という考えは通用しません。特に田舎では。タクシーではなく、電話で呼び寄せるハイヤーが主流。そのハイヤーも台数が限られているため、混んでいると来てくれません。
田舎のハイヤーは営業時間も決まっているため、夜中や夜遅く、朝早くには利用できないのです。
道が混まない!車が一番はやい!車が楽!!
北海道の道路は広いと言われます。一般的な道路なら、1車線でも車が2台並べる広さがあります。スムーズに進むので、車での移動がはやくて楽ですよ。
渋滞が起きません
北海道では、渋滞というものがほとんど起きません。道が混まないのです。
(事故や先が見えない吹雪などのトラブル時は別)
都会なら、公共交通機関を利用した方が時間に正確に着けるのかもしれません。しかし、北海道では車がスムーズに進むので、目的地まで最速で到着するのはやっぱり車での移動。車が楽なのです。
駐車料金がかからない
北海道は駐車料金がかからない場所が本当に多いです。駐車料金、駐車場所を気にする心配がいらないのも、車を持ちやすいメリットのひとつだと言えます。
団地やアパートでも駐車スペースあり
札幌市だと駐車料金が別途という団地やアパートが少なくありません。しかし、地方であれば団地もアパートも一台の駐車スペースが無料で与えられるのが一般的。駐車するために料金をわざわざ払う必要がないのです。
車の維持費に毎月の駐車料金がかかるのは負担。そう考えている人は多いはずですが、北海道ではそのような心配はいりません。
一軒家なら数台停められます
貸家でも自家所有でも、一軒家であれば車は2~3台停めるスペースがあるのが北海道。隣家との距離も離れているので、車を停めておくスペースには余裕があります。
停める場所に困らないのも、車を所有しやすい理由のひとつだと言えるでしょう。
出先でも駐車場が無料で広い!
デパートはもちろん、スーパー他、様々な施設に駐車場があります。私が知る限りでは、公園でもどこでも駐車場があります。よっぽど大きなイベントがあり込み合っている時でなければ、駐車場所に困ることはありません。
そして、無料である駐車場がほとんど。
どうしても停める場所がない!という場合でも、有料駐車場は数時間停めても数百円程度。施設を利用すれば無料になる等、負担になる金額ではありません。
東京に比べると地価が安いのがその理由だと言えるでしょう。
行きたいところが遠い
北海道の魅力と言えば、広大な大地。広大なのは良いのですが、遠いのです。行きたい場所がとにかく遠い。隣町まですら遠いのです。
大型ショッピングモールが遠い
JRやバスが通らない田舎の一本道がたくさんあるので、どこか行こう!となるとやはり車が必要です。また、田舎であればあるほど大型ショッピングモールの数もある場所も限られています。必要なものがあるから行きたい、そんなときも車が必要になるのです。
近場に何もない
特に行きたいところがなくても、近場に何もないのが北海道の田舎。必要なものを買いたいけれど、近所のスーパーには売っていないなんてことも。
子供の学用品を明日までに用意しなければ!でも隣町まで行かないと売ってないじゃない!!なんて事態に遭遇したときは自分のことながら笑えました。車があれば、そんな急な事態にも対応できます。
レンターカーを利用すれば?
レジャーならレンタカーを利用すればいいじゃない!と思われるかもしれません。しかし、田舎で日常的にレンタカーを利用するのは正直、難しいです。
レンタカーの店舗が少ない…ない!
地方であればあるほど、レンタカーの店舗はありません。空港の周辺には当然ありますが、そもそもレンタカーの店舗まで行くのが遠いですし、公共交通機関を利用するのも不便です。
北海道への旅行者が利用するのは一般的のようですが、北海道で暮らす人がレジャーでレンタカーを利用する、という話はあまり聞きません。
北海道民は歩かない
公共交通手段が少ないこともあってか、北海道民の歩数は全国平均値より低いことがデータで検証されています。
![](https://www.e-stat.go.jp/themes/custom/estat/images/estat-ogp-for-fb.jpg)
たしかに、徒歩10分程度で行ける銀行やコンビニでも、車を使うことが多いです。
どこにでも駐車スペースがあること、それも理由のひとつかもしれません。
健康的にも経済的にも歩いた方が良いのはわかっているのですが…子供の頃から車移動が基本になってしまっているのが田舎暮らしの良くない癖かもしれません。
結論!札幌市中心部以外で暮らすなら車は必要!
北海道で暮らすには車は必要!?についての結論は、『札幌市中心部以外で暮らすなら車は必要!』というのが私の個人的な見解です。
・札幌市以外で暮らすなら車は必要
・子育て世帯に車は必要
・冬の移動には車が必要
・車が一番効率的
あくまでも個人的な考えですが…これから北
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