【家庭訪問】体験から学んだ準備すべきこと&準備の必要がないこと

学校が始まると、毎年やってくる家庭訪問
我が家は次女が中学を卒業し、「家庭訪問」という行事は終わりました。

長女の幼稚園入学から始まり、合計20回。

Milly
初めの頃はお茶を用意して…お菓子はいるかな…家の掃除はどこまで必要?なんて、数日前からドキドキ…今思えば笑えます。

20回目になると、気楽なものです。

そんな我が家が経験してきた家庭訪問を踏まえ、準備しておいた方が良いこと意外となくても大丈夫な部分などを詳しくお話してみます。

子育て真っ只中のママたち、子供がもうすぐ小学校に入学するというママたちの参考になれば幸いです。

目次

準備の必要がないこと

まずは、準備の必要がないことから。

お茶・お茶菓子は基本不要

お茶はまず必要ありません。先生はお茶を飲みに来ているのではなく、話をしに来ていることを大前提に考えましょう。先生が到着してからお茶を入れて…という時間があれば、話をする時間に使いたい、きっと先生もそう思っているはずです。

また、1日に数件の家を回るのですから、その都度お茶を出されてはかえって迷惑。お茶は出さない!と割り切ってしまえば、とても楽です。お茶がないのですから、お茶菓子もいりません。

Milly
手作りのお菓子を用意していた初めの頃は、手を付けてもらえなかったことにショックを受けた経験も…持ち帰ることもできないお菓子だったので、嫌いだったかな…なんて後々まで引っ張って考えてしまったことは、今思うと正直無駄な時間でした(^-^;

どうしても用意したい人は

何も出さないのはどうしても気になる…という人は、ペットボトルのお茶を用意しておくのがおすすめ。お湯を沸かしたりお茶を入れる手間と時間なく用意できます。また、飲み残したら持ち帰ってもらえます。お菓子も好き嫌いがあるでしょうから、個包装のものを1つ用意するのが良いでしょう。お茶と一緒に持ち帰ってもらえます。

掃除は普段通りで大丈夫

あまりに散らかっている家の中は見られるのも恥ずかしいものです。しかし、窓掃除や隙間掃除など、隅々まで掃除をしておく必要はありません。ある程度片付いていれば大丈夫。掃除の手が行き届いているかなんて先生は見ていません。では、いったいどの程度の掃除が必要?ポイントをまとめてみましょう。

玄関掃除

先生が第一歩を踏み入れる玄関は、ある程度片付けておいた方が良いでしょう。散らかった靴を靴棚に入れ、出しておくのは最低限必要な靴だけ。さっと掃き掃除をしておくと好印象です。

家に上がらず玄関先で家庭訪問を済ませる先生も珍しくありません。そんな場合、目に入るのは玄関の様子だけ。不要な物を雑多に置き過ぎたり、必要以上の靴を並べたりなど、ごちゃついて見える玄関はすっきりさせておくと安心です。

リビングの片付け

実際に話をするリビングは、散らかっていないと感じる程度に片付けておきたいものです。目につくところだけをざっと片付けて、あとはさっと掃除機をかける程度で大丈夫。

子供部屋

子供部屋を見る先生もいます。子供が普段どのような場所で過ごしているかを見せるので、普段のままの状態にしておくのが本当かもしれません。でも、友達が遊びに来る前に片付けたくなるのと同じく、家庭訪問でもきれいな部屋にしておきたい、子供自身もそう思うでしょう。

明日は家庭訪問だよと子供に伝え、前日までに子供に片付けをしてもらうと、片付けに対する子供の意識も高まります。

Milly
お母さんが片付けているのだ!という様子が明らか…とも言えるピカピカの部屋は、かえって違和感があるかもしれませんね。
普段から片付ける習慣を!

家庭訪問だからと言って大がかりな掃除は必要ありません。しかし、人を家に招き入れるのですから、ある程度はきれいにしたいですよね。リビングや玄関は日頃から片付ける習慣をつけ、子供部屋も毎日ではなくとも定期的に片付ける癖をつけておきたいものです

身支度は普段着通り

家庭訪問を目前に、美容院に行って新しい服を買って…と張り切る必要はありません。この点は人からどう見られたいかの個人的な考えに偏るところがありますが、普段通りで大丈夫。先生はスーツを着て来ますが、ママは普段着でかまいません。先生は「子供がどのような家庭環境で育っているか」を知りたいのですから、普段着が妥当です。

Milly
張り切った身支度はかえって不自然ですよね。

両親揃う必要は!?

家庭訪問では両親が揃う方が好印象と感じる人もいるかもしれませんが、そのような心配は無用です。子供の保護者が1人いれば充分ですし、反対にパパや兄弟姉妹などみんなが揃っていても大丈夫。この点はあまり深く考えなくて良いでしょう。

準備が必要なこと

家庭訪問当日までに準備しておくと良いですよ!と思うこと、それはたった1つです。

話す内容

家庭訪問の時期は5月中旬~6月にかけてが一般的。4月から新しく担任になった先生ですから、子供との関係性を築くのはこれからです。その時期に家庭訪問を設定するのは、「これから1年間よろしくお願いします」という意図が最も大きいと考えて良いでしょう。その際に伝えたいこと聞いておきたいこと、事前に準備しておくと当日伝え忘れがなく安心です。メモに記して見ながら話を進めるのもOKです。

  • うちの子はこんな子です。
  • 学校でこんなことが心配です。
  • この部分を伸ばしてほしいと考えています。
  • 〇〇が苦手なので注意してよく見てほしいです。

このような、不安や要望を伝える絶好のチャンス。限られた時間ではありますが、話す内容はしっかり準備しておきましょう。

注意!話せる時間がない先生も…

年度初め、先生も子供たちのことをまだよくわかっていない時期です。それでも、これだけの短期間でよく子供たちを見ているなぁ…と感心するくらい、学校の様子をしっかり伝えてくれる先生もいます。反対に、一言目が「何か聞かれてもまだわかりませんが…」なんて言う先生もいるのが事実。確かにそうかもしれませんが(^-^;

私が一番驚いたのは、年度初めに行った学力テストの結果を持ってきて、それについての事細かい説明で時間を使い切ってしまった先生。学校で子供たちに行った心理テストの結果を持ちだし、その解説で時間をつぶした先生もいました。

Milly
「ちょっと待ってください!テストの結果より話したいことがあります。」はっきり、そう言うしかありませんでした。

様々なタイプの先生がいるので、聞きたいこと、話したいことの内容を予め準備しておくのはとても大切だなぁと実感しました。

おまけの準備

コロナウィルス感染拡大とともに、意識が高まった除菌問題。家庭における感染症対策として、万全に用意したいのが除菌アイテムです。玄関先に手を触れずに手消毒ができるグッズを置いておくと、ママも先生も安心です。

まとめ

学校で何かあったとき、連絡を取りやすいよう先生と保護者が顔見知りになるために行われます。また、家の場所と通学路を確認して安全性を把握するためでもあります。決して家の中を見たり、お茶を飲みに来るものではありません。家庭訪問の意図をよく理解して、適度な準備をするよう心がけたいものですね。

家庭訪問だからと言って気負わずに、気楽にその日を迎えましょう。

Have a happy time!

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